株式会社 CIDER

いよいよ開催が日曜に迫った「半日'16」

主催者3名に、なぜか伝説のラッパー・ナオヒロックを加えた4名による対談で、「半日 '16」の全体像について掘り下げていきます。
ムド
「毎度毎度〜」
アベ
「おせぇよ<※注1>」
<※注1>おせぇよ
ムドちゃん、30分押しで到着。
ムド
「ていうかさ、あの話聞いた?」
(以下、使えるわけがないややこしい裏話がしばらく続く)
ダイキ
「あれ、こんな話するために今日集まったんでしたっけ?」
アベ
「主催者たちの想いをね、最後に届けようと」
ムド
「ナオヒロさん、もう顔がいい感じ<※注2>ですけど大丈夫ですか?」
<※注2>もう顔がいい感じ
↓こういう感じ。
ナオヒロ
「今日はね、ボケたり、ボケたりしますよ」
ムド
「で、どんな感じではじめましょうか?」
アベ
「まず言っておきたいのはさ、最初の告知で使ったフルーツの写真あるじゃん。あれさ、俺が新婚旅行で泊まったホテルのウェルカムフルーツなんだけど」
ムド
「うん。で?」
アベ
「それだけ」
ムド
「えぇっと、ぶっ飛ばすよ<※注3>?」
<※注3>ぶっ飛ばすよ
職場で絶対口にしてはいけない言葉。
ダイキ
「とりあえず出演者の紹介からいきましょうか」

第一章:メインフロア・ガーデンホール

ダイキ
「まずはメインフロアの出演者について」
ムド
「ここはもう、見ていただいたまんまというか」
アベ
「すごくいい感じのラインナップになったんじゃないかな」
ムド
「ミツメは今年出たアルバムが本当に最高でよく聴いてて。先日の『カクバリズムの夏祭り』ではじめてライブを観ることができたんだけど、かっこよかったなぁ。行けなかったんだけど、WWW Xのワンマンも大盛況だったみたいだね」
アベ
「THE OTOGIBANASHI'Sは、いろんな方面を巻き込みながら、どんどんおもしろい存在になってるしね」
ムド
「ネバヤンことnever young beachはまだ生で観たことなくて、今回本当楽しみ」
アベ
「そして、さっきも出た『カクバリズムの夏休み』ではトリを務めたVIDEOTAPEMUSIC。そこから5lack with mabanua Bandへの流れ、極まり過ぎちゃいそう」
ダイキ
「5lack with mabanua Bandは、先日のワンマンも最高でした。今回はどんなセットになるのか楽しみですね」
ムド
「で、締めはケンヤことK404と、ニューシングルも話題のMONKEY TIMERSで」
アベ
「そこはもうあんまりきっちり時間分けてっていう感じじゃなくて、入り乱れながらやってもらえたらと思ってるよ」
ナオヒロ
「あれ、ここに僕は出なくていいんですか?」
ムド
「最初の時間が空いてますね」
アベ
「聖火ランナー<※注4>やりましょうよ」
<※注4>聖火ランナー
今年4月に日比谷野外音楽堂で開催された『スチャダラ2016〜LB春まつり〜』のオープニングで、ナオヒロックは聖火ランナーとして客席から登場し、開会を宣言。会場の40代に勇気を与えた。

第二章:ディスコ日和

アベ
「前回のセカンドフロアは『ラップ日和』だったけど、今回はディスコがテーマ」
ムド
「shakke-n-wardaaからセク山さんっていう流れで、もういきなりピーク感あるね」
ダイキ
「セク山さんもasuka andoさんも自分でマイク持てちゃう人なので、ここは盛り上がりそうです」
アベ
「そこからみんな大好き、ZOMBIE-CHANG。なんか出演者もスタッフも、みんなZOMBIE-CHANGかわいいねって」
ムド
「実際かわいいし、曲もかっこいいしね」
ナオヒロ
「ZINE<※注5>も売ってくれるんですよね」
<※注5>ZOMBIE-CHANGのZINE
後楽園での撮り下ろし写真に加え、その写真にインスピレーションを受けたという新曲1曲が入ったZINE、その名も「KOURAKUEN」。ライブ会場でしか買えない、ファン必携のブツ。
ムド
「楽しみだわー」
アベ
「んで、cero髙城くんのDJを挟んで、STUTSのライブ。開場から4時間ぐらい飲んでいい感じになったところにSTUTSのエモいライブ、最高でしょう」
ダイキ
「しかもメインフロアが転換中で、ライブやってない時間なんですよね。他の出演者的にもなにか起こりそうだし、STUTSは一番おいしい時間じゃないかな」
ムド
「そこからG.RINA、やけのはらという最高の流れ。ディスコ日和は女性の演者さんが多いから、華やかでいいね」
アベ
「最後はおじさんだけど」
ムド
「ていうか、我々Ultramagnetic MD'sが最後っていうのが意味わからないし、なんで俺らだけ2時間も持ち時間あんのよ」
アベ
「ほら、多少押したりするしさ」
ムド
「しかも、タイムテーブルになにやら不穏な文字<※注6>が踊ってるんだけど」
<※注6>不穏な文字
伝説がどうとかこうとか。
ナオヒロ
「僕もMD'sみたいなものですからね」
ムド
「ナオヒロさんがどうかはわからないけど、友だちがどんどん乱入してくれたらおもしろいし、DJやる時間少なくて済むからうれしいな。カイ(オンザマイク)くんとかぜひ出て欲しいよ」

第三章:縁日

アベ
「縁日最大のトピックといえば、俺が赤いジャージを封印するっていうことだね」
ムド
「どうでもいいね、それ」
ナオヒロ
「どうでもよくないですよ!」
ムド
「あ、社畜<※注7>」
<※注7>社畜
ナオヒロックは普段、CIDER inc.のメンバーとして、代々木上原「終日one」のストアマネージャー業を中心に、激務の日々を送っているっぽい。つまりアベは、ナオヒロックの雇用主なのです。
ダイキ
「話の最初から脱線するの、やめてもらっていいですか」
アベ
「縁日も今回、結構ガラッと変わったよね。ネゴちゃん<※注8>に断られたのはまだすごい怒ってるんだけど、新しい感じになって結果良かったかなって」
<※注8>ネゴちゃん
元祖ワイプ芸人、ネゴシックスのこと。第一回半日での「バキバキ似顔絵」が大ヒット。現在はスニーカー芸人として忙しくしてるみたいです。
ムド
「ごった煮感は残しつつ、より実用的になったというか。」
アベ
「まずはオフィシャルグッズを販売する『終日ショップ』。ここはムドくんがいろいろやってくれて」
ムド「今回はキャップとバッグで。キャップは、前回も好評だったPHINGERINの「はんにち」ロゴを、すげぇいい感じのボディに刺繍した本格派。ブラックにシルバー刺繍、レッドにホワイト刺繍、そして90年代のアレをモチーフにした、カモにオレンジ刺繍の3色展開です」
アベ
「それに合わせて、もう完売だった前回のTシャツもちょこっとだけ再販しますよ」
ムド
「それから、半日の定番グッズになってるバッグ。これのグラフィックは今回、サインペインターとしても活躍中の79<※注9>にお願いして」
<※注9>79
ザマギのメンバーであり、2013年発のソロ作「Enjoy Your Trip」も好事家から熱視線を浴びたラッパー、79のこと。サインペインターとしての修行を積むためサンフランシスコに渡り、帰国後Modern Twist Signsを設立。現在はラッパー、デザイナー、ペインターと、3足のわらじを履き換えながら活躍中。
アベ
「そして、半日はすべてここからはじまった<※注10>と言っても過言じゃない、終日グラス。ワレモノなので、帰りにお求めください」
<※注10>半日はすべてここからはじまった
「半日」の母体であるウェブサイト「終日.com」は、オリジナルグラスの販売からスタートした。というか、オリジナルグラスしかなかったんです、ずいぶんと長いあいだ。そして、今も何のサイトなのかよくわかりません。
ダイキ
「オリジナルグッズの他に、ムドさんの物販ブースもあるんですよね」
ムド
「僭越ながら、自分の店『Just Right』として出店させてもらいます。自分がちょうどいいと思うモノを、大好きなショップやブランドにお願いし、作ってもらいました。まずはMIN-NANOのロングスリーブTシャツ。大好きなMNロゴを、赤ボディにプリントするっていう直球な一枚なんだけど、このロゴでロングスリーブTって、いいと思うんです」
アベ
「あ、じゃあ俺これ着ればいいんだ」
ムド
「赤ペン<※注11>は封印じゃねぇのかよ」
<※注11>赤ペン
アベが赤いジャージ上下をまとい、「モテるためのメール術」という建前で、他人が一生懸命書いた恋愛系メールの文面にケチをつけるという企画、それが「恋の赤ペン先生」、通称・赤ペン。言い切りブームに乗り、雑誌に連載を持つ程度にもてはやされたが、二度目の結婚を期に活動休止中なイキフン。
アベ
「しれっと注釈で二度目とか言うな」
ムド
「まぁアベが当日何を着るかはどうでもいいので次の商品を紹介すると、balがまだ前身のbalanceweardesignだった時代にリリースして、ちょっとした社会現象を巻き起こしたスマッシュヒットアイテム、長めの編みベルトをこちらから提案したカラーで復刻してもらいました」
ダイキ
「これは懐かしいですねー」
ムド
「今ちょうどいいと思うんだよね。自分が好きなグレーのパンツにも、トレンドの薄めデニムにも合う、ネイビー×ホワイト。あと、SUNDAYS BESTでニットキャップを作ってもらってます。フラガールが刺繍されてるっていう、暑いんだか寒いんだかな一品で、ネイビーとグレーの2色展開」
アベ
「売れそう」
ダイキ
「当日は前売りチケットの整理番号順の入場になるので、この辺が気になる人は絶対前売り買っておいてもらった方がいいと思います」
ムド
「ちなみにSUNDAYS BESTのYOKくんは、KINSELLA&TOXGOのタツオくん、PALETOWNのコージくんと一緒に、『縁日フリマ』にも出店してくれます。まさにBESTなSUNDAYは恵比寿ガーデンホールにある、って感じですね」
ナオヒロ
「ドヤりましたね」
アベ
「それ自分で原稿にするんでしょ」
ムド
「物販系はこれぐらいで、あとは飲食とかかな」
アベ
「前回の半日から今回までのあいだに、終日oneというお店を代々木上原に開いたんだけど、この日はお店を閉めて、全力でフードを提供しますよ。maaちゃん<※注12>の『普通のカレー』を筆頭に、時間限定のごはんものをいろいろ投入する予定。たまごかけごはんとか」
<※注12>maaちゃん
終日oneの美しすぎる料理長。実妹はでんぱ組inc.の夢眠ねむ。最近出したレシピ本も絶好調。
ダイキ
「たまごかけごはん、いいですね」
アベ
「あとは恵比寿のMARUICHI本店と、立川のシンボパンにも、前回に引き続いてお願いして。MARUICHIは麺とかごはんものとか、シンボパンは前回瞬殺だったバインミーに加えて、ブリトーを出してくれるとかくれないとか」
ムド
「というように、炭水化物がめっちゃ充実してるので、カレー屋まーくん<※注13>に声をかけて、絶品のもつ煮込みを出してもらうことにしました。酒飲むときごはん要らない系の人は、ぜひ煮込みをご用命ください」
<※注13>カレー屋まーくん
普段は渋谷・虎子食堂のランチタイムに忍び込んで、べらぼうにおいしいカレーを提供している流浪の料理人。でも、得意料理はカレーじゃなくて煮込み。DJもやったり、加山雄三×PUNPEE「お嫁においで2015」の仕掛け人だったりもする。謎が多いような、そうでもないような、そんな人物。
アベ
「あと、ナオヒロさんがフランクフルトとか、たこ焼きを焼きます」
ムド
「ナオヒロさんの勇姿、ぜひ焼き付けてほしい」
ナオヒロ
「結構本気でラップさせない気ですよね?」
アベ
「(軽く無視しつつ)今回は今までで一番時間も長いので、疲れちゃった人のためのマッサージ屋さん『Massage to Go × CHILLSPACE』も用意しましたよ」
ムド
「もういたれりつくせりだね。帰りは近くのウェスティンホテルに泊まっていけば、最高の1日になるんじゃないでしょうか」
アベ
「1日でいくら使わせる気だよ」
ダイキ
「しかし、これだけ観られて楽しめたらめっちゃいいと思うんですよね。しかも交通の便がいい恵比寿で」
ムド
「あれ、そういえば、今回箕面ビール<※注14>は?」
<※注14>箕面ビール
大阪は箕面(みのお)から直送される地ビール。前回の「半日’14」で販売してみたところ、あっという間に完売。ちなみに終日oneではドラフト、つまり生の箕面ビールがいただけます。
ダイキ
「ちょっと会場的に…」
アベ
「察しろや<※注15>」
<※注15>察しろや
今回のヴェニュー、恵比寿ザ・ガーデンホールが含まれる恵比寿ガーデンプレイスは、ヱビスビールの工場跡地なんですね。つまりヱビスを製造する、サッポロビールのお膝元というわけです。
ナオヒロ
「全身で察し」
アベ
「(途中でさえぎり)あと入口にさ、これ<※注16>置いとこうかと思って」
<※注16>これ
アベ二度目の結婚を盛大に祝うパーティ会場に設置された、InstagramのUIを模した顔ハメ的なあれ。詳しくはInstagramで #終日LOVE のハッシュタグをご参照ください。
アベ
「今また二度目って言ったな」
ムド
「ていうかいつまで結婚式気分ひきずってんだ、いい加減にしろ」
ダイキ
「でも、あやかりたい人、いっぱいいるんじゃないですか」
アベ
「終日LOVEな人が増えたらいいじゃん」
ダイキ
「これでカップルができたらいいですね」
アベ
「2年後は、急に500人ぐらいの規模の会場でやるかもしれないので、ひとまず野外フェスが苦手な人たちによる、ひとつの到達点を観に来てもらえたら」
ムド
「室内最大級」
アベ
「ザウス<※注17>かよ」
<※注17>ザウス
千葉県船橋市にあった、屋内スキー場。「ららぽーとスキードームSSAWS」が正式名称だっていうことを、ググって今はじめて知りました。とにかく広大。行ったことないけど。
ダイキ
「UNITとは違って、外が見えるから開放感ありますしね」
アベ
「絶対楽しいので、みんなぜひ来てくだい」
ナオヒロ
「ところで、僕はなにを着て出ればいいんですかね」
ナオヒロ
「ねぇ」
ナオヒロ
「ねぇってば」
ナオヒロ
「ちゃんとフランクフルト売りますから」
ナオヒロ
「ねぇ、出させてくださいってば」
アベ
「あー、もううっさいな!!じゃあこういうことで!」
【そんなわけで、伝説のラッパー・ナオヒロックが、カイオンザマイクとともに出演決定!…という三面記事です】
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